虚像の君に恋をして

憂鬱な明日に魔法をかけて

JAPONICA STYLE[English Ver.]の和訳解釈

 

~日本語Ver.との違いに隠された意図は?~

 

 

 

先日、SixTONESのオリジナルチャンネルにおいてJAPONICA STYLEの英語歌詞ヴァージョンのMVが公開された。

 

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First of all,

CHECK IT OUT ↓

SixTONES - JAPONICA STYLE [English Ver.] (Lyric Video) - YouTube

 

はぁぁぁ~~~~ん Amazing!!!!!!!

 

まじでカッコいい。K-popとかでよくあるみたいな、母語と外国語で似てる音に当てはめた歌詞ではなく、しっかりと「英訳」されてるあたり、世界を目指す本気が伝わってきてカッコイイ。

 

そして、聴き進めて思った。

 

日本語と英語でこの曲のメッセージ性が大きく異なってくるのではないか…?

 

 

 

 

17年の少年たち初日に入って初披露の「JAPONICA STYLE」を見た時、あまりに何かが刺さりすぎて、演出はもちろん、歌詞にもメッセージ性を感じて、「JAPONICA STYLEとは何か」という論文並みのブログを一本書いている。

 

best8627.hatenablog.com

 

初MVを撮ったり歌番組に出演したり、今のSixTONESにとってJAPONICA STYLEは名刺に変わる大切な曲だが、(無駄に労力と時間をかけて)歌詞分析をしたという面におて個人的にも思い入れが深い。

 

 

これは自分の性質上、何においても自分の中で引っかかったモノの歌詞分析や演出考察は避けては通れない思考回路というかもはや趣味の一環だし、加えて、大学は英文科出身ということもあって、今回公開されたJAPONICA STYLEのEnglish Ver.も歌詞を聞きながら考察モードに入ることは必然のようなものだし、考察したくてうずうずしていた。

 

 

オリジナルの日本語Ver.と英訳Ver.のニュアンスの差が知りたい、そこの隠された意図を紐解きたい

そんな思いでこのブログの執筆に至ります。

 

 

超優秀なAIが発達した今、人間によって行われる「翻訳」というのは、母語への変換、と言うよりも、人間によって訳されるからこそ入り混じる感情、翻訳者の主観と共に訳されるし、そこに情緒があるのだと思う。

 

という盛大な言い訳をあらかじめさせていただこう(笑)

 

 

以下、この『JAPONICA STYLE[English Ver.]』は私の主観で、私の解釈の入った日本語訳となりますので、ご注意ください。

 

 

(小文字)はオリジナルの日本語歌詞

赤字は英語歌詞の翻訳

 

JAPONICA STYLE[English Ver.] 日本語翻訳&解釈

 

JAPONICA!Got it in my heart

(Japonica! いま in my heart)
JAPONICA!Got it in your heart

(Japonica! いま in your heart)

Ah… yeah yeah

 

 

We're gonna stand with our heads up,
Even when the time it hard

(愛が足りないのに そっと微笑んで)

俺らは顔を上げて立ち続けるよ

どんなにキツイ時だって


Japonica style 

Japonica Style 

We're gonna bloom like flowers

(華麗に舞う花)

花のように咲いてやる

 

Take a chance, Don't you ever step back,
Nobody knows what's gonna happen

(何が起こるかは わからないなんてさ)

チャンスを掴め 立ち止まるな

何が起こるかなんて誰にも分らないんだから


Yume, Koi, Sakura Japonica style

(夢 恋 桜 Japonica Style)

 

 

I never ever ever hurry up

(I never ever ever hurry up)
I never ever ever give it up

(I never ever ever ever give up)


So give it a shot, give it a shot

(やってみようか?どうしようか?)

だからやってみろ、挑戦してみろ


Never ever ever carry on for me

(Never ever ever ever carry on for me)

 

Live like you only got one day

Dream like you will live forever

(運命感じるかも 人生変えるかも)

今日死ぬつもりで今を生きろ

永遠に生きるつもりで夢を抱け(注1)

 


Yume, Koi, Sakura See the brand new world

(夢 恋 桜 旅に出よう)

夢 恋 桜 新世界を見てみろよ

 

Oh can you see the flowers dancing in the wind now?yeah

Oh ひらひら舞う花眩しいじゃん yeah

 風に舞う花々が見えるか?

 

Everybody Japonica style

(俺たち JaponicaStyle)
Wabi Sabi, Japonica style

(わびさび JaponicaStyle)


Everything will change
but we keep rising, Rising to the sky

(移り変わるよ綺麗に 風には舞い)

全てのものは変わりゆくけれど

俺たちは常に上に向かって歩み続ける、そう、頂点を目指して

 

How we do it, Japonica style

(可憐に JaponicaStyle)

どうする?
We can make it, Japonica style

(儚き JaponicaStyle)

俺ならやれるさ


We can live for the moment

(駆け抜けてゆく )

俺らは今この瞬間のために生きていける

Never let it go, Woh…

(どこまでも Woh)

もう絶対に離さない

 

We are so Japonica Go…yeah yeah

(We are so Japonica Go…Yeah,yeah)

 

 

 

You know the world keeps on changing
But never stop, Keep on trying

(諸行無常でも 果敢に挑んで)

世界は当然のごとく変わり続けるけれど 立ち止まるな、挑み続けろ


Japonica style 

(JaponicaStyle)

We're gonna do it right

(独自の世界)

俺たちなら上手くやっていくさ

 

Now you know if you can dream it,

There's nothing you can't achieve so

(描ける夢はきっと叶うのさ)

夢を描けるのならば、達成できないことなんてないのさ


Yume, Koi, Sakura Japonica style

(夢 恋 桜 JaponicaStyle)

 

I never ever ever hurry up

(I never ever ever hurry up)

I never ever ever give it up

(I never ever ever ever give it up)


So what you want now? What you want now?

(どっち行こうか?どうしようか?)

今、何が欲しい?何を望む?


Never ever ever carry on for me

(Never ever ever ever carry on for me)

 

If you can believe in yourself,

(自分信じるなら)

自分自身を信じるのならば


then you can change your future

(未来変わるかも)

未来は変えられるのさ


Yume, Koi, Sakura Come on, Never give up

(夢 恋 桜 ほら伝えるよ)

夢 恋 桜 おい、諦めんなよ

 

Oh can you see the flowers falling in the wind now? yeah

(Oh ひらひら散る花 眩しいじゃん yeah)

 風の中に散る花々が見えるか?

 

 

Everybody, Japonica style

(俺たち JaponicaStyle)
Wabi Sabi, Japonica style

(わびさび  JaponicaStyle)
Got the fire in my heart and it keeps burning

(燃えてみせるよ華麗に)

心を燃やせ、そして炎を灯し続けろ


Let us take you high

(空に誓い)

 俺たちがお前らをテッペンまで連れて行ってやる

or 俺たちと一緒に高みを目指そう

 

Come and get it Japonica style

(見事に JaponicaStyle)

Japonica styleにかかってこいよ


Shining with Japonica style

(輝く JaponicaStyle)

Japonica styleで輝け


Never stop what you started

(追いかけて行く )

お前が一度始めたことは絶対に諦めるな


What you waiting for?Woh…

(いつまでも Woh...)

何を待っている?

We are so Japonica Go…

(We are so Japonica Go…)

 

 

 

(注1)と書いた「運命感じるかも 人生変えるかも」にあたる部分

 

『Live like you only got one day

Dream like you will live forever

 

ここは、英語から翻訳すれば

 

『この日限りのつもりで生きろ 不死身かのように夢を描け』

 

のように訳したほうが近いのかもしれませんが、

風磨とSixTONESで過ごした2年前、2017年夏、SexyZoneの菊池風磨くんのソロコン「風 is I?」のラストメッセージ

Dream as if you will live forever, and live as if you die today

という言葉があって、風磨自身は

永遠に生きるつもりで夢を抱け、今日死ぬつもりで生きろ

と訳していました。

ジャポ内のあの英訳はあの時の風磨の言葉なのでは?と話題になっていて、真意はわからないけどそのほうがロマンチックだなぁというふまストオタクとしての願いを込めて

『今日死ぬつもりで今を生きろ 永遠に生きるつもりで夢を抱け』

と、風磨の言葉を借りて訳しました。

 

 

 

日本語歌詞を考察した時の例のブログ(best8627.hatenablog.com)の時は、「お前ら絶対裏切らないから」とか「ついて来いよ」とか基本的にオリ曲には強気な姿勢の歌詞の多いSixTONESにしては控えめな、曖昧な表現が多い曲だな、という印象を受けた一方で、英訳のジャポを聞いた瞬間、一瞬にしてイメージが180°方向転換した。

 

日本語歌詞の時は「何が起こるかはわからない」とか「どっち行こうか?どうしようか?」という表現や「儚き」「可憐に」という形容詞が使われてたのに対し、English Ver.にはそのような表現が全て打ち消され、全面的に強気で、挑発的で、決意に満ちているように感じた。

 

 

SixTONESは目標を聞かれると、「デビュー」や「東京ドーム」をゴールには設置していなくて、いつでも「世界一」を見据えていた。

そして、それはファンも一緒だった。

 

そんな、デビューすらしてないのに、大袈裟な。

 

 

そう思う人たちもいたし、だからSixTONESは、スト担は生意気だ、って一定数から思われてるのも実際に知ってる。

 

けど、デビューがやっっっと決まった今、SixTONESが世界一を目指す旅はこれから始るわけで、JAPONICA STYLのEnglishVer.を見た時にそれを肌身で実感して鳥肌が止まらなかった。

 

 

 

SixTONES、世界一のアイドルを、そしてアーティストを目指そうね。

ついていくからね、連れて行ってね。

 

いや私達で連れて行くから。

 

 

Let us take you high!!!!!!!